サブカル女子かく語りき

30歳を迎えたサブカル女子が好きなものを語ったり思い出を振り返ったり

サブカル女子のラヴ100 ①ギフト(ドラマ)

今回から「サブカル女子のラブ100」と題して、

自称サブカル女子のわたくしmadoromiが好きなものを延々語る記事を書いていきたいと思うのですが、まずは私を作り上げたといっても過言ではないドラマのご紹介。

 

その名も「GIFT」!

 

1997年に放送されたドラマです(当時小学校6年生)。

ドラマのあらすじとしては、記憶喪失になった主人公が届け屋として色々な人に届け物をしながら無くした記憶を取り戻していくというお話です(かなり割愛)

 

 

このドラマの良さは

①登場人物のかっこよさ

②当時のドラマにはないダーティさ

に尽きる!

 

 

①の登場人物としては

木村拓哉(主人公 記憶喪失な届け屋)

室井滋(キムタクの無くした記憶の先にある大金と愛した男をみつけるべく匿う。届け屋会社を運営)

篠原涼子室井滋に雇われてキムタクに近づく女子)

今井雅之室井滋の部下)

忌野清志郎(犯罪マニア。キムタクの届け物の手助け)

他にも小林聡美緒形拳倍賞美津子梶原善などそうそうたるメンバー。

基本一話完結型のドラマで、登場するゲストも 宇崎竜童、桃井かおり岸部一徳松下由樹などなど豪華としかいいようがない!

 

その中のキムタクは本当に色気いっぱい!

確かこのドラマのちょっと前がロンバケだったと思うんだけど、グッチのスーツに身を包んで自転車で颯爽と東京の街を行き交う姿の中に、

同じ人物とは思えないような影が垣間見えて、本当の自分と葛藤する場面はドキドキしながら見てました。

当時25歳とか本当に恐ろしいな・・・。

なぜかこのドラマでキムタクがビルの屋上にいるシーンが多いのだけど、当時の東京のビル街をバックに、風に吹かれるロン毛のキムタクのかっこよさと言ったら、それをオカズに白米5杯は食べられる!

他の登場人物も本当に個性豊かで、先日今井雅之さんが亡くなった時も、「もう野長瀬(今井さんの役名)はいないんだなぁ」って思ったくらい。

 

 

②当時のドラマにはないダーティさ

80年代、90年代のドラマって、いわゆるトレンディドラマって感じで、青春とか、ラブストーリーとか、友情ものが多かったんじゃないかな。

その中ので、このドラマはかなり異質だったように思います。

 

だって、上半身裸の女性の口をキムタクが手で塞いだり(そもそももう上半身裸の女性が民放ドラマにたやすく出ることもないであろう)、篠原涼子がもってるコンドームをキムタクに見せる、なんて今のドラマでも絶対に考えられない。

あと、このドラマときっても切れなくなってしまったバタフライナイフ(このあと少年が教師を死傷させる事件が起こり、その少年が「このドラマのキムタクに憧れていた」と供述したため、DVDも発売されずお蔵入りな作品になってしまったのです)も、危なげな心理状況にとてもマッチしてた。

 

個性的な登場人物たちも、表層的ないい人があんまりいないんだけど(銀行に詐欺を働いたり、医師の国家資格の問題を盗んだり、横領したり、偽造の免許証作ったり)みんな人情味に溢れていて、キムタクのことを本当にいい届け屋だって認めてくれる。


この世の人はみんな悪人であり、善人なんだなぁ
って思わされます。

 

 

このドラマはいい意味で「東京感」が全面に出ていて(政治家や芸能人が多くでていたり、東京の街並みをキムタクが颯爽とバイクで走ったり)当時田舎に住んでいた私は、大きくなったら絶対東京に住むんだー!って憧れに憧れ、ついには上京してしまうという、まさに人生を決定付けるきっかけになったドラマでした。

 

小学校6年生の時にこのドラマに出会って以来、これを超えるドラマには出会ってないし、これからも出会わない気がする。今見ても決して色褪せない、素晴らしいドラマです。

 

 

 

サブカル女子の本棚

早速、はてなのお題に対して投稿したいと思います。

 

今週のお題「わたしの本棚」

 

読書狂の両親の元に産まれ、どの家にも壁一面本棚があると思っていた幼少期。

ムスメの私はというと、そこまでは遠く及ばずとも、平均よりも本は読む方なんじゃないかと思います。

 

今住んでいる部屋にも天井までのコーナーボックスを設置して、それぞれの仕切りごとにジャンル分けして本を整理しています。

 

コーナーのジャンルでいうと

・女性作家系(西加奈子竹下久美子、本谷有希子とか)

自己啓発系(7つの習慣、嫌われる勇気とか)

・マンガ(ヤマシタトモコジョージ朝倉とか)

などなど

 

その中でもお気に入りスペースはこちら

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サブカル女子なら大好きな川上未映子さんコーナー。

川上未映子さんは特にエッセイが好きなのだけど、とりあえず新著が出たら単行本で買って読むようにしています。(装丁がこれまた可愛いのなー)

 

あとは

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ここは、男性本コーナー。

穂村弘宮藤官九郎佐藤雅彦などなど。

なんだかヴィレッジヴァンガードみたいだな・・・

 

 

自分だけの本棚って、宇宙を見てるみたい。

その棚の中には好きなものしかなくて、

その本には色んな人の、色んな考え、

それはもう脳そのものが詰まっている。

孤独を感じた時、誰かに触れたい時、

そっと本棚の前に座ると安心して、同時にワクワクで胸がいっぱいになる。

本を読まずとも満たされる、

本棚は私にとって、薬箱のような存在なのかもしれません。

 

自己紹介

はじめまして。

サブカル女子のmadoromiです。

毎日が人生の節目、折角だから色んなことを綴りたいと思ってブログを立ち上げました。

 

スペック

30歳(もう「女子」じゃない?)

地方在住(東京へは新幹線で2時間)

メーカーコーポレート勤務

前職は銀座でサラリーウーマン(5年)

趣味は演劇、美術鑑賞、手芸(ザ・サブカル!)

 

 

好きなものとか思ったことを徒然綴れればとおもいますので、ゆるりよろしくお願いします。